全米では、1920年ジョージ・シスラーがつくった257安打が、84年の時を経て、イチローがその記録達成の時を待っている。残り6本。端は興奮しているのに、当の本人は、クールなコメントを残すのみ。さすがイチローだね。世界では、ジョーディマジオ、ベーブルース、タイカップ・・・・と肩を並べるスーパースター。すでに、野球の神様、100年に1度の天才、史上最高のバッドマンと評される。NYタイムズ9月14日付では・・・・「An Artist Who Makes The Field Hit Canvas」(フィールドをキャンバスに変えるアーティスト)と絶賛されているようだ。また、真のスーパースターの証としてシアトル以外でもイチローグッズは売っている。全米で、ジーター、ボンズ、イチローこの3人だけらしい。
すでに、年間最多安打、イチローにとっては、夢ではないのだ。目標に過ぎない。「新人から4年連続200本安打」「66年ぶり月間56安打」「メジャー通算900安打」「106年ぶり更新のシーズン207短打」タイカップらと並ぶ「シーズン4度目の1試合5安打」・・・・これほどまでに、メジャーでイチローが活躍できるっていうことは、誰が予想したのか?一番期待していたのは、イチロー自身だったし、やれる自信があったに違いない。休みに久しぶりに大リーグ、マリナーズの試合を見た。イチローは前日5安打、この試合も、記録づくしの試合だったために、7打席で4安打を記録。解説者が言っていたが、イチローは、いつも足首を回したり、練習前のストレッチを欠かさないようだ。決してメジャーリーグの中では小柄だが、けがをせずにフルに活躍できる強靭な体力の持ち主であると当時に、そういう心掛けっていうものが、常に身に付いていることに感心させられる。ここでも書いたけど、最近イチローの対談本を読んだ。メジャーに行けたが、夢舞台ではない。自分以外の人たちが作る状況によって、自分自身が幸せに感じられること、嬉しく思うことはない。自分が、何かをやることによって自分が幸せを感じる。・・・・ある段階を超えると、夢といっていたものが、目標に変わる。(  ̄- ̄)フムフム「僕を天才と人はいうけれど、自分を天才と思ったことは一度もない。」「なぜかというと、自分がどうしてヒットを打てるかってことを自分自身が説明できるからなんです。」(なるほど~)我が家の息子も10歳。野球に興味を持っている。久しぶりに昨日、親子でキャッチボールした。確かに俺も小学校5年生から野球を始めたけど、小学校で、あっさり「夢破れたり(-。-) ボソッ」そんなことを思いつつ。イチローは、いつの時代にも、野球を、「いい加減」にやってきたお陰だと。これは、つねに余裕があったということらしい。常に自分に余裕がなかったら、やはり上は狙えなかった。一生懸命だと、客観的に自分を見られなくなる。これは、社会や人生も同じかも・・・・いつでも、冷静さを保てるイチローだからこそ、大舞台で力を発揮出来るんだろうね。イチロー語録というか、イチローのクールなコメントは、まさにスーパースターの域だね。シーズン258安打。記録を塗り替えたとき、果たして、どんなコメントが聞けるのか楽しみだ。\( ̄ー ̄)/ ほ~い
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