松坂大輔が決裂寸前88分間の急転劇でボストンレッドソックスへの入団が決まった。なんと6年契約で5200万ドル(60億8400万円)。出来高まで含めると6400万ドル(74億8800万円)。松井秀喜がヤンキースと結んだ4年総額5200億ドルを上回る日本最高額の大型契約になった。入札額でも5111万ドル(59億8000万円)。レッドソックスが松坂につぎ込んだのは総額約134億円とは凄い評価と期待の大きさに度肝ぬぅ(; ̄- ̄)...
そのほかの付帯条件も豪華。スポニチによると、マッサージ師、トレーナー、個人マネージャー、通訳、日米往復航空券80~90枚、住宅手当にハイヤーサービス、夫人のアシスタント・・・・
代理人ボラスさんが「決裂やむなしで大輔は西武に戻る。」ポスティングシステム(入札制度での盲点。選手の価値が年俸に反映されないことに異論をボラスさんが強気の姿勢。交渉決裂して松坂のメジャー行きがボツになったら、日本人はなんなんだって感じだった。野球以外のところでそのメジャー行きが、日本の期待を背負った移籍が消えることがあるのかって。新庄みたいに「野球が好き。」「メジャーでやりたい。」だから安い給料でも大リーグにいった方が人間味あって俺的には好き。
21年間173勝を引っ下げて、同じ背番号18を背負ってきた桑田真澄がジャイアンツを自由契約になった。
「思い残すことはない。やるだけやった。」なら潔く辞める。だが、38歳でのメジャー挑戦。そして今日パイレーツ入りを表明。
レッドソックス、ドジャースからもオファー。パイレーツは「自分の中で大切にしているロベルト・クレメンテがプレーした球団で、そこがひかれたところ。」???
「心の投球」を意味する「コラソン・ディ・ピチェ」桑田真澄が東京ドームでのスピーチを思い出す・・・
「桑田真澄の野球は心の野球です。」と言い切った。野球を通じて言葉を交わさなくとも仲良くなれる。どの国の人とも心を開ける。そうやって輪が広がれば、戦争だって起こらない。野球を続ける究極の目的は「世界平和」。スポーツは素晴らしいコミュニケーションツール。。。。φ(◎◎へ)フムフム
ロベルトクレメンテという選手を崇拝しているということで、色々調べてみると桑田の目指す野球を垣間見る感じがする。
首位打者4回。3000本安打。ボランティア精神の人格者。1972年12月31日飛行機の不慮の事故亡くなる。享年39歳。奇しくもメジャー挑戦の桑田と同じ38歳(桑田は4月1日生まれだから来年39歳だと思う)。ニカラグア大地震のボランティア活動に向かうべく飛行機事故で命を落とす。1973年翌年には殿堂入り。背番号21は永久欠番だそうな。
社会貢献した大リーガーに贈られるロベルト・クレメンテ賞まであり、数々の功績が評価されている歴史に名を連ねる大リーガーだ。
38歳。無謀?限界も囁かれる中でのメジャー挑戦の裏には桑田の思いが伝わってきた。そして会見での清々しい笑顔。松坂とは対照的に、交渉事も自ら行ったようだ。
「レッドソックスが1番良い条件だったが、お金じゃないものもたくさんある。1日も早くメジャーのマウンドに立つ、という目標しかない。」
松坂も桑田も高卒ルーキーながらエースナンバー18を背負った大エース。球界を代表する大投手。互いを意識しての発言か、日本人メジャーリーガーは夢とは語らず、メジャーは目標であると・・・・。
夢舞台、メジャーへ、活躍期待したい。桑田は特に同世代だから応援したい。頑張れ桑田!
だがしかし、ジャイアンツ、ナベツネさんもなぜかコメント求められ、「引退後はぜひ我が巨人軍へ戻ってきて~」なのかい。えらく対応は掌返したようなコメントで(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
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