明けましておめでとうございます。この新しい年がさらによい年でありますように心からお祈り申し上げます。往路 箱根駅伝始まった。佐久長聖出身 東海大 佐藤くん飛び出したぬぅ(; ̄- ̄)...
年末、とうとう雪降った。冬休み突入。仕事納めで同僚と一杯しっかりやって(* ̄0 ̄*)ノ口寝不足zzZZZお疲れモードにもかかわらず、家族が手薬煉引いて待っていた。
だがしかし、今日という日がいきなりやって来た。そう映画見に行くことに・・・・・・。場所は長野グランドシネマズ。いつの間にこんなシアタービルが出来ているとは。
子供達にも見せたいと思っていたが、結局は『硫黄島からの手紙』を一人で見ることに。そしてカミサン子供らは、「劇場版どうぶつの森」に分かれる。
全席指定で、年末とあって混み合っていて、左は20代~30代前半の2人、右は中学生女の子3人に挟まれるというタイトな感じで嬉しいやら複雑。緊張感に包まれていたには当然、この映画をみたいというモチベーションは人一倍。2時間半の上映時間に耐えられるかどうか心配だったけど、背筋伸ばして睡魔にも負けずと見ることが出来た。ホッ(-。-;)
改めて太平洋戦争末期の日本人が直面した壮絶な戦争をクリント・イーストウッド監督が作り上げた2部作『硫黄島からの手紙』。ハリウッド映画らしさ(よくわからないけど・・)日本映画にはない迫力感。非常にリアル?で、ともすれば、グロな自決シーン火炎放射器で火達磨シーン・・・。映像的に目を覆いたくなる場面があった。そんな心理状態にまで追い込まれた戦いであったことを想像する。
栗林忠道中将(渡辺謙)という人物像。アメリカ留学経験を持ち、それゆえにアメリカを知り尽くした男が本土防衛の最後の砦といわれた硫黄島の指揮官に任命され赴任される。大きな視野を持ち、部下の反発にも決して怯むことなく、作戦を立てていく。絶望感の西郷(二宮和也)らの気持ちを汲んでくれ、そして、その人望に引き込まれていく。
起したくなかったアメリカとの戦争に葛藤しながら、お国のためと命を捧げる。『天皇陛下バンザイ』と自決する兵士ら。命の大切さを感じながら、無念にも命を落とさざるおえないシーンが心に突き刺さる。
パン屋だった西郷(二宮和也)、元憲兵隊のエリート士官だった清水(加瀬亮)は死と直面しながらも命の大切さを教えてくれる。そしてバロン西(伊原剛志)もまた。彼はロス五輪馬術の金メダリストであったにもかかわらず戦地に赴く。馬を愛し、栗林中将と考えを共有する。やはりアメリカとの戦争は出来れば避けたかったはず。アメリカ兵を助けるシーン。そして最期のシーンはなんとも云えず。
栗林中将の対抗勢力、伊藤中尉(中村獅童)。『擂鉢山は奪還する。栗林の思惑などしったものか』強気の姿勢とは裏腹。生き延びようとするシーンは、まさに中村獅童の真骨頂?いやはや、冗談。また彼も命の大切さ。死に対する恐怖心を演出する。
ここでどう生きたか、日本人が勇敢に戦ったことを後世に伝えるため、家族へ伝えたかったメッセージがそこに隠されている。それを地面に埋める西郷。彼は話をつなぐ架空の人物だと思うけど、残した妻花子(裕木奈江)と顔知らぬ赤ん坊を気がかりに不本意に戦地に赴いた日本人。
『俺達は穴を掘っている。そこで戦いそこで死ぬ穴を。墓穴掘ってんのかな?』。
西郷しかし、清水しかり、我々の気持ちを乗せて、最後まで生き抜いてくれと願うばかりでスクリーンを見つめていた。
ああ、ホントに見てこんなに感動した映画は初めてかも。悲惨な戦争であったことを忘れちゃいけないという深いメッセージが残されている。そして戦地で散った日本人の無念さを感じながら見るのがいい。それにしても凄い映画だった。スタッフには制作にあたったスティーブン・スピルバーグもいるのに驚いた。( ̄□ ̄;)マジ!?
栗林忠道中将がわが長野市松代町出身であったことを誇りに思う。
『我々の子供らが日本で一日でも長く安泰に暮らせるなら、我々がこの島を守る一日には意味があるんです。』
さすが渡辺謙、そして二宮和也もすばらしい・・・・。
ああ、復路 箱根駅伝始まったぬぅ(; ̄- ̄)...第83回の歴史のなかで戦時中は中止。また彼らの先輩らも学徒出陣、戦地に赴き特攻隊で死んだ人らがいるらしい。そして戦後2年目にはすでに箱根駅伝復活。そんな映像が流された。
やっぱり歴史は知らなきゃいけないね。そしてそれを感じながら箱根駅伝見よう!
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