北京オリンピックバレーボール世界最終予選 男子開幕!重圧?イタリアから大金星を逃す。

ワールドカップバレー2007では、メンバーの申告ミスで点数戻され、王者ブラジルに詰め寄るも敗れた植田ジャパン。16年ぶりのオリンピックを目指しての戦いだが、全体の1位もしくはアジアでの最上位という極めて過酷な戦いとなるだろうと予想する。
相手を追い込みながら、なかなか勝ちを拾えない全日本男子。ここぞというところで相手のブロックに阻まれ、なかなかペースに乗れない場面が多いが今回はどうだろう。
植田監督が挙げる勝利へのポイントはブロックとサーブ。強いサービスを入れることで相手のサーブレシーブを乱すということだ。今のデータバレーでは、1/3理論。1本決められれば、2本までは失敗してもいいということらしい。ミスが多いがジャンピングサーブでレセプションを乱せば相手の攻撃が単調になり、ブレイク率が高まるということ。
イタリアは前回の2006世界選手権時には、ランキング2位。アテネ五輪では銀メダルの強豪だが、不振で今は日本のわずか2つ上の10位に甘んじているとは・・・・。ということで最終予選では1位を狙っている。
今大会を占う大事な第1セット。エース越川は、イタリアに完全マーク。高いブロックに完全に阻まれ得点を挙げる事が出来ない。ぬぅ(; ̄- ̄)...。逆に石島はまずまずの序盤。オポジッドには山本隆弘が入る。ワールドカップでは前半はベンチ。清水の加入で控えかと思われたが、調子は良さそうで、いいクロスを打ってポイントゲッターに復活していた。しかし、日本がイタリアに序盤にリードを許すとイタリアのフェイ、ズラトノフ、マストランジェロなどのパワーに屈し、競り合いが出来ず、やっと20点って感じに厭なムードが立ち込めた。植田監督もタイムアウトのときは、ほとんど精神論状態。戦略よりも気合で立ち向かっている印象だった。第2セットも序盤はブロックポイントのイアリアペースで思わずテレビの前から席を立った。(入浴タイム[E:spa][E:coldsweats01])
メンバー交代は、センター松本が斉藤信治に代わっていた。さらにいつの間にか追いついて、競り合いに・・・・俺も気合を取り戻して再び熱い観戦モードに・・・。女子が終わると男子は意外に冷静に見ていたが、今日の試合に関しては思わず越川決めれば、同様にガッツポーズを連発。ヨッシャー[E:up]ジュースになれば、越川、フェイの一騎打ちの様相。サーブにも威力を増してくる。
越川の渾身の高速ジャンプサーブが決まり、逆転。山本もレフト、ライトから打ち抜いていった。最後も山本がライトから決め、このセット30-28で奪う。思わず植田監督の雄たけびガッツポーズ炸裂!!
第3セットここがポイントというところで出た越川の高速ジャンピングサーブで23-23の同点に追いつき、先にセットポイントを奪われたが石島が決めて再びジュースに突入。ここぞというときにマークきついにも係わらず越川、山本が相手ブロックアウトをで凌ぐ。イタリアは、フェイ、ズラタノフで一進一退。ズラタノフのジャンピングサーブがアウトになり最後はイタリアのクイックがアウトで30-28で2セット奪取。
そして運命の第4セットぬぅ(; ̄- ̄)...23-17でリード。もう誰しもが日本の大金星の歴史的な瞬間を待っていた。あと2点。川合だって、あの王者イタリアに勝ちますよとすでにコメント。硬くならないでサーブレシーブをしっかりと言い残してから山本のサーブから相手をレシーブを乱し、ゴッツ石島のブロックが決まり、マッチポイント24-17。
もうブログ書き始めて・・・・イタリアの歴史的勝利の感動をと俺の思った。
ここからイタリア怒涛の7連続得点。誰しもが力が入って、山本のスパイクがネットを越えないと思えば、宇佐美と山村のコンビ、Aクイックが空振り。山本のスパイクが今度はマーカー外、そして越川、ゴッツと今まで見ないレシーブを後ろにはじく。そしてまたしても山本がスパイクアウト。そしてゴッツが止められて、まさかの24-24。ビラレッリのサーブミスで25-24でやっと悪夢から脱出。何度見ても1本決められないのかと悔やまれるシーンの連続だった。
決して日本はこれで終わらなかったことが救いだったというしかない。ここから越川のレフトからライトからスパイクを決め全得点をはじき出す。そしてフェイを1枚で止めるシーンもあり、あの7連続得点を許した日本とは明らかに違っていた。
またしてもあと1点が奪えない。越川のバックアタックで32-32。スパイクをブロックアウトをとり33-32。あと1点で荻野のサーブからラリー。宇佐美のブロックが決まったかに見えたがまたしてもマーカーに阻まれるぬぅ(; ̄- ̄)...そしてついに越川がマストランジェロに止められ、最後も粘ったが、ズラタノフのクロスが無惨にも日本コートに落ちて痛いセットを落とす事になる。
でもう第5セットはなす術なしで力尽きる。俺もブログ書くの意気消沈で力尽きる・・・
これが重圧なのか?いや失うものは何もないはずだし、切り替えるしかない。植田ジャパンはこれから本領発揮。まあ、イタリアにセットカウント2-3善戦したということを望みに次の試合に期待する。

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