ああ、まだ余韻に慕ってる(´д`) ホゲェ~試合終了と同時に植田監督と同じくこみ上げてくるものがあった。インタビューでさらに熱くなった。「人生が変わる!」植田ジャパンのスローガン。イタリアに大逆転を許して日本は目覚めたんだと理解した。天王山と位置づけられたオーストラリア戦。日本中が注目する中で相手エースキャロルが決める。浮き足立つ日本。いきなりの6点ビハインドに越川に代わって荻野がコートに・・・これがなんとも不思議な演出になっていく。そしてこのチームは荻野さんとチームだということを印象付ける試合になった。スポーツは筋書きのないドラマというが・・・植田監督の采配光る。
オジサンしかいない職場でなぜか昨日お昼は野球の話題ではなく、バレーボール。「今日は勝てるか?」、「負けたらどうなる?」社会現象、久々に植田ジャパンの注目度が伺える。ということで昨日は、トップからテレビ中継見たくて、原稿は完成せずにお持ち帰り、仕事を切り上げ、コンビニでビールとワインを買い込み、7時に帰宅。「具合でも悪いの?」「お父さん首になったの?」と言われる始末。バレー見たさと知って呆れられたがお構いなしで、テレビ観戦。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・アジア代表としての天王山、天王山。
第1セット、スーパーエース対決は、序盤はキャロル。6点差リードで今までの日本なら挽回できなかったが今日は違った。スタメンは朝長で彼のトスも冴える。この大会で目立つパイプ攻撃が決まり反撃体制が整う。相手のサーブミスにも助けられ、徐々に追い上げモード。しかし、なかなか詰められない4点差だったがぬぅ(; ̄- ̄)...センター線がオーストラリアブロックをひきつけていたために、中盤、クイックでひきつけ、石島がノーマークでライト攻撃。コンビが決まり反撃。山本も初めてライトからの攻撃が決まる。相手攻撃はキャロル、ハーディー、ハワードほぼこの3人に絞られていた。またラッキーだったが、よくサーブミスもしてくれた。二段トスを荻野が決め、そして山本。松本のAが決まり競り合いに。
圧巻は、石島、山村の連続ブロックだ。課題のブロックでキャロルを止めた。そしてまたしても山村のクイックで同点。184センチの朝長のブロックで大逆転!山本ブロックアウトで23-22。ゴッツのスパイクサーブでレシーブ乱れ、チャンスボールを、またしても山村のクイック。相手のネットタッチで24-22。そして最後も山村ブロック。相手スパイクネット越えずで25-22で第1セットを奪う。観ている方も興奮状態。
第2セットもオーストラリアのサーブミス多く、弱気のフローターサーブも入らない。中盤までオーストラリアリード。松本のジャンピングフローターサーブが、有効的。サーブで崩すとまたしても山村のブロック。10-10の同点に追いつく。ブロックが面白いように決まる試合は観た事ないくらい。ブロックが出るといい流れが来る。そして山本のサービスエース。12-11。逆転!そしてまた連続サービスエース13-11。ゴッツの喜びも最高潮!サーブ好調の山本。ゴッツも高速サーブで翻弄。ブロックもいいが、サーブも攻めてる。
朝長-松本ラインの連続クイック。強気のセンター線で16-14。抜け出した。そしてまたしても松本のCクイック。17-15。そして松本のブロックが決まる。もう声も出るよ。しびれる展開。22-22。相手はとにかくサーブミスが多い。そしてゴッツのパイプ。バックアタックは得意ではないというが、朝長の強気のトス。ゴッツのお決まりの雄たけび!川合、中垣内、苦笑い。終盤の競り合い。山本のレフト攻撃が決まり、24-23。そして荻野に替えてピンチサーバー越川。しびれる選手交代。ジュースからは、ゴッツ、ゴッツ、ゴッツ。朝長の強気のトスアップにゴッツの気迫でポイント。27-26。そしてゴッツのサーブ。見乱し、ネット際を荻野が押し込み、28-26。2セット連取。凄すぎだあ(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
第3セットは序盤からいきなりの松本の連続ブロック。2本目のブロックは津曲のスーパープレー。ナイスレシーブでギリギリ返したボールのダイレクトを判断よく、その振り向きざまに1枚で。クールガイも吠えた!俺もビールとワインが入ってもう最高潮U\(●~▽~●)Уイェーイ!もう押せ押せ、Cクイックでまたしても松本。3-1。
日本のブロックポイントはすでに10本。(相手3本)ありえない展開。もう北京は見えた瞬間。このセットもオーストラリアのサーブミスは続く。これもありえない展開(-。-) ボソッ
6-7から8点目もサーブで乱し、松本が押し込み、大盛り上がり。こんな全日本男子は観た事ない。いい流れは変わらないまま、中盤の競り合い。キャロル、山本のスーパーエ ース対決。お互いクロスで応戦。徐々にオーストラリアのブロックが決まりだす。山本止められれば、センター山村、荻野のブロックアウトを狙ったレフト攻撃で抜け出す。山村のサーブポイントで16-13。3点リード。テクニカルタイムアウト。
植田監督よりも、選手の声が響く。やっぱりこの団結した植田ジャパンの人生が変わる瞬間が刻々と。もう気持ちは北京へ、1点をとる。誰しもが勝利の瞬間の感動を思い描き、筋書きのないドラマのクライマックスへ向けて感情を高めているので観ている俺、たぶん注目しているあらゆる人らが感情を高ぶらせている。そう考えるだけで、駄目だあ(;_;)ウルウルでワイン(*^¬^*)ウィーッモウイッパイ
松本の速攻が相手ネットタッチを誘い、そして山村のブロックで、21-17。4点リードでいよいよその時がやってくる?!ゴッツ、山村のブロックで植田監督が仁王立ちのガッツポーズ。22-17。さらに朝長は強気でセンターを使い、相手を揺さぶる。山村の速攻決まり23-18になったところから、オーストラリアの怒涛の追い上げぬぅ(; ̄- ̄)...土井アナもあのイタリア戦の元凶を口にする。魔の点差。山本、ゴッツがスパイクミス。キャロルのスパイクが決まる。5連続失点。23-23の同点。頑張れニッポン!我が家の娘も大きな声で応援する。 木村沙織も真剣な眼差しで(-人-;)荒木は天然。大村は大笑い?!。
ハーディーのスパイクで返され、25-26。ハーディーの高速ジャンプサーブをナイスAカットで荻野のレフトスパイクで切り、26-26。朝長サーブで相手スパイクを石島が好レシーブ。山本が押し込み27-26。ゴッツ雄たけび!木村沙織は今にも泣きそう。マッチポイント。相手クイックを津曲ナイスレシーブ。直接返ってキャロルのライト。ブロックにあてって津曲の2段トスを山本。ブロックに阻まれまたまた同点で27-27。植田監督も勝利のポーズもお預け。手に汗握る死闘。お互いの粘りにそして決着の時はやってくる。
ここは、やはり38歳のベテランの荻野。松本がおとりに跳んで、ライトから荻野のスパイク。勝負強さ、ここぞと言う時に決める凄い精神力。マッチポイント。中垣内が「最後は山本で決めてもらいたいですねえ。」その言葉どおり、荻野のサーブで相手を崩し、最後は山本のブロックで相手コートにボールが落ちた瞬間。29-27。歓喜の渦。感(┳∧┳)動
天王山を制し、植田監督が解放され崩れ落ち、涙を堪えるシーンは日本中の感動を呼んだことだろう。みんなの願いが通じたような瞬間、映画のワンシーンを観ているような感動的なシーンだった。ビデオで何度観てもハラハラドキドキする。
これであと1勝すれば、16年ぶりの悲願達成だあ。それにしても一つにまとまっている全日本男子の姿は久々。声出ているし、とてもいい。いよいよ運命のアルゼンチン戦。オーストラリアで見せた試合運びが出来ればいける。いける。植田ジャパンと共に、今日決めて感動しましょう!
最後までお付き合いありがとうございました。m(_ _)mペコリ
0コメント