いよいよ現実を受け入れなきゃいけないメダルなし?!いやあ~まだまだ、最後の砦はどうもフィギュアに託されることになった。過度な期待とは裏腹に、日本選手の活躍は感じている。長野五輪の時には軽井沢で行われたカーリング競技だけど、全くノーチェック。スポーツとはやや受け入れにくい競技が今回こんなに注目され、見入るとは思わなかったよ。まずルールもあんまりわからない。ストーンを滑らせて相手のストーンをはじき出す行為は、ゲートボールに似る?外国人選手と比較して一見華奢な選手達が、強豪カナダ、イギリスを破り、実力ナンバーワンのスウェーデンとはほぼ互角の好試合を演じる。
アウェーのイタリア戦は、第10エンド4-4の先行の劣勢から、最後の小野寺選手の一投はしびれた。解説の人が”この一投が日本の将来を決める”と言い放つ。そして小野寺選手のスーパーショットを決めたときには感動した。
スキッパー?司令塔小野寺歩選手、林弓枝選手は同郷で同級生。ソルトレイク大会に続いての出場だ。それもトコロ町(常呂町)という4000人ちょっとしかいない小さな町(もうじき北見市に合併するとか?)からのオリンピック出場で地元の声援がなんとも微笑ましい。快挙としか言いようがない。それから、本橋麻里選手は、愛称「マリリン」とかアイドルのような取り上げ方をされている。しかし、彼女らの緻密なプレーに熱中しないわけには行かなかった。
戦略と技術に隠された奥の深さを感じたとき、改めてカーリングの面白さが理解出来たけど、俺にはいまいち、どこをねらうのがいいのかは、まだよくわからず。ストーンの前を掃かないとルール違反であることも今日、彼女らのインタビューで知った。俺も現金ではあるが、彼女らを見ていると、時澄まされた冷静なプレーで強豪と互角に戦い、試合に勝ったあとのカメラの前で「青森のみんなやったよ。」「おばあちゃんやったよ。」とか、「日本のみなさんやりました。」と笑う小野寺選手らの愛くるしさのギャップがなんとも日本国民の気持ちを和ませてくれたよね。もう、メダルなしでもカーリングの面白さを知っただけでも収穫だよ。そう思わない?
ソルトレイクの時の彼女らを取り上げた「シムソンズ」というカーリング映画も彼女らの活躍で観客倍増らしい。雰囲気的には「クールランニング」のような微笑ましい映画だと想像しているがどうだろう?彼女らがカーリングの町で育ち、競技を続けるために支援を求めて青森県に移住し、カーリングに対するその思いが結び、トリノの切符を手にする。そして強豪カナダを初めて国際試合で撃破、強豪イギリスを破る大健闘は、筋書きのないドラマ展開としては最高のクライマックスだったよね。残念ながら予選リーグ敗退が決まってしまった。タラレバも言いたいところだけど、大会を通じて、彼女らは本当に日本の予想外の苦戦を払拭した救世主となった思うんけど、俺だけかな?!今は、すっきりした気分が漂っているんだけどなあ。いよいよフィギュア始まった。荒川静香選手がスルツカヤに追走の高得点で2位につけてる。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・よかったホッ(-。-;)。人気blogランキングへ気に入ったら、ポちっと、クリックしてやってください。↑
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