ワールドGP2005決勝ラウンド、女王キューバにフルセットの末に敗れる

女王キューバとの一戦は最後にキューバに押し切られ、大金星を逃す非常に残念な結果であった。
柳本監督の談話「確かに日本は一戦一戦、強くはなってきているが、勝たなきゃね。・・・」無念さが伝わるが、口惜しいのは選手達だと思う。勝負どころでのミス。攻めと紙一重なんだけど、痛かった。
決勝ラウンドは、厳しい戦いになるとは、予想が出来ていたが、日本は負けはしてるが、健闘している。
ブラジル、キューバあと一歩及ばない惜しい試合が続いている。
これが柳本ジャパンに課せられた試練なのかもしれない。
さて、キューバは、アテネ五輪銅メダル、オリンピック3連覇。ワールドカップは、1989~1999まで4大会4連覇。最高到達点が、320~330㎝男子並みの跳躍力は脅威。言わずもがなの女王、鳥人軍団である。
第1セット
サイドアウトを繰り返すも、キューバのミスが目立ち、序盤から日本のリードで進む。19-18から好調高橋がスパイクを決めて20-18。2点差。23点目を吉澤、24-21セットポイントを握り、最後は、吉澤から切り返しの杉山がスパイクを決め、このセットを25-21で先取。今日はいけるそんな予感を漂わせた。
第3セット
2セットを20-25で落とした日本。第3セット8-8の同点から、杉山のサービスエース、高橋のスパイク、さらに、大友のブロックが決まり、12-8と抜け出すとその後も踏ん張って、24-20。最後は宝来が決めて25-20。ワールドカップ2003のフルセットの末にキューバを破った再現か・・決勝ラウンドの最大のチャンスが訪れる。
第4セット
13-13から日本に流れがやってくる。杉山の鋭いブロックが相手コートに落ちる。高橋が決める杉山のサーブで相手のオーバーネットのミスが出る。さらにエース、ルイザのスパイクミスで、18-13。さらに、ライトからセンターに切れ込んでの高橋のスパイク、コンビが鋭く決まって19ー15。4点差。ここからキューバの反撃。大友のブロックがはずれ、2連続ポイント。大友フェイントで20-17と20点目を先にとるも、触れたかないが、ここで大友のサーブミス。20-18、2点差。さらにネット上で押し込まれ、20-19.1点差。宝来のブロードで21点目をたたき出すも、オルティスのスパイク、さらにレシーブが長く、ダイレクトを喰らい、ついに21-21で並ばれる。
第5セット
柳本監督の作戦タイム。「安易な気持ちになったら駄目だぞ~。」と激。
ここから再び高橋スパイク、宝来のブロックで連続ポイント13-9と流れがくるも、吉澤が止められ、さらにブロックアウトを取られ、13-11。またしてもキューバの底力。
柳本監督2回目のタイム。「相手は関係ない。自分達だぞ。」と激。
タイム後、キューバ乱れるも、フェイントを押し込まれ、13-12。エースルイザに決められ13-13ここで並ばれる。勝負どころで吉澤が決め、先にマッチポイント14-13。島田、菅山の二枚替え。大友に替えて、菅山のサーブ。相手のレシーブを乱すも、吉澤がスパイクアウトでデュース。吉澤止められ、14-15で逆にキューバのマッチポイント。菅山から大友をコートに戻す。吉澤が決めて15-15。カルデロンのスパイクで16-15、吉澤のスパイク、レシーブされ、メサのライトからの強烈スパイクで万事休す。15-17。
これが、世界の強豪か、いい試合だったけど、チャンスが何度もあった。試合前の柳本監督のポイントは、「サーブとサーブカット」(~ヘ~;)ウーン、非常にレベルの高い試合ではあったし、キューバとの差は確実に縮まっているけど、やはり勝ちに持ち込めないところが、ここだというときの一つのプレー。
ああ、悔やまれるところだけど、これが世界の最高峰の勝利を呼び込む力の差なのかもしれない。
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