めざせホットコーナーと息子の少年野球ネタで始まったけど、後半は少年野球について考えさせられた1年で愚痴って、実際にはコーチ間、親間で険悪なムードまで、たかが少年野球、されど少年野球。
色んな考えの親がいる中で、出場機会の少ない息子、それを見守る親としては非常に勝利優先、勝利至上主義の少年野球でいいのかと・・・・・。
まあ、意見を言った甲斐あって(反抗、戯言としか取ってもらえなかった哀しい現実もあったけど)、一部では誤解も解けて一枚岩ではなかったけれども、1年掛けて最終局面にやってきた。
色々考えても、やるのは子供達、息子とは言いながらも、プロを目指すなんてとんでもないが、野球をやっていた片鱗は見せて欲しいし、試合に出て、活躍を願う親バカ根性はどうしようもなかったね。てへ(* ̄ー ̄)>
チームは常勝ムードだけど、打てないから、守備でもなかなか積極性がなく自信がつかめないでいた。時折見せる消極的な部分だけがクローズアップされ、先発のときもあれば、ベンチスタートもある。これが実力だからしょうがないが、割り切れないものが・・・。
誤解も解けて、頭を下げて、技術あるコーチのもと、極秘バッティング指導。
フォームのチェック、スイングの軌道を直し、三振王は、ここ数試合、少しはバットにボールを捉え始めるようになってきた。
少年野球の公式戦としては最後の大会。かなり顔ぶれも豪華。勝ち抜くには、優勝経験のある強豪チームを倒すことになる。
まあ、うちも県大会に出場したことで一目置かれているチームではあったが・・・・
「このユニホームを着てこの背番号を背負ってゲームするのは最後なんだぞ!」
コーチの激も飛ぶが、子供らは割合あっけらかん。
感慨深いのは親だけかあ(-。-) ボソッ
守備でもこのところ精彩を欠いていたがこの大会では難しい当たりを好捕。送りバント、犠牲フライと打点も挙げて(; ̄ー ̄A アセアセ・・・だがしかし、その後の試合での先発なし。
公式戦最終戦の3位決定戦、相手は市大会優勝チーム。最後の相手に不足はなし。
息子は守備固めで最後に登場かと思いきや、チャンスは訪れる。レフト先発の子が外野フライを追って捻挫の途中負傷退場。いきなりの代役。
そして得点圏にランナーのいい場面に息子の打席は回ってきた。
「とにかく積極的に行け~。悔いの残らぬように・・・・」
ボール見送り、空振りストライク、そしてファール、ファールで粘った5球目。快音響いて、左中間へ・・・・レフトフライと思った打球は意外に伸びた。
( ̄□ ̄;)マジ!?フェンスオーバー・・・キャリーオーバーのホームランを意味する塁審の手が回る・・・
夢のようだった。
まさに、劇的2ランホームラン。
夢にも思わなかった息子のダイヤモンド1周の姿。
最終打席にホームラン?!劇的過ぎる。新庄ではないが、漫画みたい。
出来すぎに思わず涙出た。そして親も息子もガッツポーズ。拳を高々と上げる。
歓喜の渦。監督、コーチ、親達の握手攻め・・・。
まさに、「シンジラレナーイ」ハプニングだった。
結果は、レフトの外で練習していた他のチームからの指摘でフェンス手前でワンバウンドらしく、数センチの差でエンタイトル2ベースに訂正されるというこちらもハプニング・・・・・いなければ、どう見てもフェンスオーバーだったのに残念!
だがしかし、初めて真芯でとらえたらしく、「全然感触なかった。」という息子。
一度はホームランコールに湧いた最終戦。3位決定戦にも強豪チームを破っての勝利に、
’終わりよければ総てよし’
次に繋がる良い感触で公式戦を終われたこと。総て吹っ切れた感じ。
親も子もさらなるモチベーションが高まった良い試合が出来て満足。
劇的な最終打席の感動ありがとう!
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