映画『おくりびと』

第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品『おくりびと』をDVDで観た。
スクリーンでは残念ながら観るが出来なかったのでぜひ観ようとレンタルした。もっくんは、同世代であるし、彼のトークは、言葉を選んで的確に表現するところなんかは、尊敬の念である。
もう7年になるけど母を亡くした時や友人の死に直面して、死がこんなに身近にあるんだ。人はいつかは死ぬんだという事実を突きつけられた。人生の折り返し地点に来ている俺にも悲しいかなカウントダウンはあるんだと・・・・・。
高齢化社会には、ビジネスチャンスの職業であるが、実際には、「納棺師」という正式な仕事があり、キメ細かい作法まであることを知る。
プロのチェロ演奏者を目指していたはずが・・・・一転、実家に帰り、NKエージェントなる仕事に就く。内容を知った家族(妻)、友人がまともな職業に就いてと嘆く始末。しかし、「納棺師」という仕事に携わり、『死』いう人生の誰もが通るテーマに人間愛を感じる。そして、女を作って飛び出した顔も知らぬ父親との再会。『石文』のエピソード。そして親父の存在に気付くシーン。うまくまとめすぎかとも思ったが感動した[E:crying]。
それと、本木雅弘が納棺師の仕事で初めて『遺体』と直面し、帰宅後、鶏肉見て嘔吐、無性に妻広末涼子を抱きたくなるシーン。食卓を前に一肌を感じ、抱きしめるシーンはちょっとエッチで人間性が出ていて良かったなあ(* ̄ー ̄*)
山崎務、余貴美子、笹野高史、吉行和子ら主演の2人を囲むメンバーも個性が揃いで素晴らしいかった。
これぞアカデミー賞で海外で評価された作品は、必見です。

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